ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針のご案内 | 全国商工会連合会
ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針のご案内

2023年4月28日

環境省・国土交通省より、ヒアリ類に関して下記のご案内がございましたので、お知らせさせていただきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16 年法律第78 号。以下「外来生物法」という。)に基づき
特定外来生物に指定されているヒアリについては、
平成29 年6月に国内で初めて確認されて以降、昨年度までに18 都道府県で92 事例が確認されており、
我が国への侵入及び定着が懸念されています。
上記事例のうち、国内への移入経路が確認されたものの多くが、中国を出港又は経由したコンテナ等に由来するものでした。

ヒアリ類は攻撃性が強く、刺されてアナフィラキシー症状を引き起こした場合には死亡する可能性もあり、
日本に定着すれば、国民生活の安定に著しい支障を及ぼすおそれがあります。

こうしたことから、昨年外来生物法を改正し、
令和5年4月1日にはヒアリ類を移動制限、通関後の検査等の強力な措置をとることができる要緊急対処特定外来生物に指定するとともに、
令和5年4月25 日にはヒアリ類が付着等をするおそれがある物品等を所有し又は管理する事業者を含む関係事業者がとるべき措置を定めた
ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針(概要別添。以下、「対処指針」という。)を公布しました。

これまでのところ、国内でのヒアリの定着は確認されておりませんが、
令和4年10 月には福山港で陸揚げされたコンテナ内でこれまでに例のない7万匹以上の非常に大規模なヒアリの集団が確認されるなど、
依然として定着の瀬戸際の状態が続いております。

こうした状況を受けて、令和5年4月26 日に開催された関係省庁会議では、
改めてヒアリの国内定着防止のために政府一丸となって対策を徹底することが確認されたところです。

毎年春季から秋季までヒアリ類の活動は活発化していると考えられる他、令和5年6月1日に対処指針が施行されます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

詳細につきましては、添付ファイルの「ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針の概要」や、関連リンクをご覧ください。
関連リンク
添付ファイル
Copyright 2023 Central Federation of Societies of Commerce and Industry. All Rights Reserved.