国際海上コンテナの陸上輸送の安全性確保に向けた実態調査へのご協力依頼について
2021年11月4日
国際海上コンテナは、効率的な海陸複合一貫輸送が可能であることから、現在、国際物流の中心的地位を占めており、また我が国の物流においても、その重要性はますます高まっています。
しかしながら、国際海上コンテナの横転事故は依然として発生しており、速度超過やコンテナロック不備といった貨物自動車の運転等に起因する事故の問題のほか、封印状態で運送され、コンテナ内貨物の状態を運転者が十分に把握しえないというコンテナ運送の特殊性により、運転者がコンテナ内貨物の重量、品目、積付けに関する情報を把握できない上に、安全上問題のあるコンテナが見つかった場合でも現場の作業員や運転者のみの判断で対応することは難しく、荷主、取次事業者等の関係者間の合意形成し、協力体制を構築していくことが重要です。
これらの状況を受けて国土交通省では、国際海上コンテナの陸上運送の安全性を確保するため、「国際海上コンテナの陸上運送に係る安全対策会議」において「国際海上コンテナの陸上における安全輸送ガイドライン」及び「国際海上コンテナの陸上における安全輸送マニュアル」を策定し、その周知を図る等、安全対策を実施しているところです。
このたび、同ガイドライン等の周知状況を把握するため、荷主事業者の方を対象として、ウェブアンケートが実施されることとなりました。
つきましては、添付ファイル等をご覧いただき、本調査に御協力をお願いいたします。(11/30〆)
また、参考としてアンケート項目の調査表をお送りいたしますので御覧いただきつつ、回答に御協力いただけますと幸いでございます。
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