菅義偉 第99代内閣総理大臣誕生に関する本会森会長コメント | 全国商工会連合会
菅義偉 第99代内閣総理大臣誕生に関する本会森会長コメント

2020年9月16日

                        菅 義偉 第99代内閣総理大臣誕生を受けて

 本日、菅 義偉氏が第99代内閣総理大臣に就任されたことに対し、心より祝意を表する。
 前政権が7年8月の⾧期安定であったこともあり、国際取引が活発化する中、企業の経常利益が過 去最大となり、また、求人倍率は高水準で推移、さらに、世帯収入も増加傾向になるなどアベノミクスの 成果は顕著であったと認識している。
 しかしながら、私ども商工会地域や、そこで事業を営む中小・小規模事業者にその恩恵が十分に行き 届いたとは言い難い。

 菅総理は秋田県の旧雄勝町のご出身で、今回の党総裁選では「地方から活力ある日本に!」をキャ ッチフレーズに掲げた。地方の小さな商店や工場の経営が決して楽ではない、また、そうした商店等が地域 から消えると、住民の暮らしは不便になる、働く場もなくなる、結果として人が都市部に流れ地域が衰退す ることを当時から肌で感じ取っておられたのだと思う。

 地方は少子高齢化、過疎化の進展により、年々需要が縮小し、売上も落ち込んでいる。事業が順調 でも後継者難で廃業せざるを得ない事業者も多い。こうしたなか、新型コロナウイルスが流行拡大し、イベ ントや会合の取り止め、休校・休業や県外への移動自粛要請により、都市部だけでなく、地方においても 経済活動は大きく停滞し、極めて深刻な状況となった。

 その後に打ち出された制度融資はじめ、各種給付金の創設、雇調金制度の拡充、さらにはGo to事 業など、政府のさまざまな中小・小規模事業者支援策によって、経営環境は改善の兆しが見え始めてい る。こうしたことからも、菅内閣には引き続きアベノミクスを維持しつつ、まず第一に、コロナ対策と経済再生、 とりわけ地方の中小・小規模商工業者支援を最優先課題として取り組んでいただきたい。

 今後、「新しい生活様式」の実践が求められる時代にあって、中小・小規模事業者には持ち前の発想 力と行動力でこれまでなかったサービスや商品を生み出すなど、新たなビジネスチャンスが必ずあると信じて いる。
 商工会としても、従前から実施している中小・小規模事業者に寄り添いながら、持続化補助金や資 金繰りの相談に積極的に対応するとともに、各種給付金の申請支援なども引き続き行っていくこととしてい るので、菅総理には、挑戦する企業を下支えする新時代の中小・小規模企業政策を示し、直ちに実行 していただくとともに、災害に負けない国づくりを実現していただくことを望む。

 私も菅総理と同様、「地方経済の再生なくしてわが国経済の再興はない」と考えている。これから菅総 理には強力なリーダーシップを大いに発揮していただくことを期待し、我々商工会も組織一丸となってこの 国難を乗り越えていきたい。

                                                 全国商工会連合会   会⾧  森 義 久
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