森 義久全国連会長 年頭挨拶
2026年1月20日
平素より当会の事業運営にご理解ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
令和8年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
昨年は、台風や豪雨による自然災害、食料品を中心とした物価高、米国による関税措置、大阪・関西万博の開催、我が国史上初となる女性総理大臣の誕生など、社会経済情勢が大きく揺れ動く一年でした。
国内景気は、大企業を中心に緩やかな回復基調が見られた一方で、中小企業・小規模事業者に目を向けますと、エネルギー・原材料価格の高騰、最低賃金の引き上げ、人材確保の困難など、依然として厳しい経営環境が続いております。さらに、生産性向上、事業承継、販路開拓、防災・減災対策、デジタル化への対応など、多岐にわたる課題が存在しています。
こうした中、昨年11月に開催した「第65回商工会全国大会」では、全国から約3,000名の商工会関係者の皆様にご参集いただき、「中小企業・小規模事業者向け支援施策の大幅拡充」「地方創生実現に向けた支援施策の実施」「最低賃金の引き上げ等に伴う社会保険料等の負担軽減」などを満場一致で決議いたしました。
中小企業・小規模事業者が直面する重要課題の解決に向け、これらの決議項目を実現し、目まぐるしい時代の変化に的確に応えるきめ細やかな支援を、今後も全力で進めてまいります。
我が国経済はいま、本格的な成長型経済への転換期にあります。日本経済の中核を担う中小企業・小規模事業者には、持続的発展に向けた新たな挑戦へ踏み出すことが求められています。そして、地域に根差した支援機関である商工会に対する期待も益々高まっています。
商工会の座標軸は、いつの時代も変わることなく「会員」と「地域」にあります。どれほど社会が変化しようとも、中小企業・小規模事業者の伴走支援に徹するとともに、地域の発展を力強く支えることが使命であることを、組織一丸となって共有し、今年一年、体現してまいりましょう。
地域の声を確実に国へ届け政策に反映し、会員・地域の現状に応じた支援につなげるため、関係機関との連携を一層深め、意見具申や要望活動にも取り組んでまいります。私自身も全国商工会連合会会長としての責務を果たすべく、全力全身で邁進する覚悟でございます。
結びに、全国の商工会員の皆様並びに関係各位にとりまして、本年が、駿馬のごとく力強く歩みを進める一年となりますよう、心よりご祈念申し上げ、ご挨拶といたします。
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