令和8年度与党税制改正大綱に関する森会長のコメント | 全国商工会連合会
令和8年度与党税制改正大綱に関する森会長のコメント

2025年12月22日

 令和8年度与党税制改正大綱において、中小企業・小規模事業者の「稼ぐ力」を高めていくための、私ども商工会の要望や現場の声が随所に反映されたことについて評価をしたい。
まず、事業承継税制の特例措置における特例承継計画の提出期限の延長措置が取られたことに対しては、現場の声が大きかったことから大いに評価したい。
また、中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例措置等において概ね適用期限の延長が盛り込まれたことについても、積極的な事業活動を促進する企業を後押しするものとして期待したい。
 インボイス制度に係る負担軽減措置への対応については、新たにインボイス発行事業者となった小規模事業者に係る税額控除の経過措置について、いわゆる「2割特例」から「3割特例」へ見直すこととなったが、適用期限を2年間延長したことについては、一定の評価をしたい。
 あわせて、免税事業者等からの課税仕入れに係る税額控除の経過措置についても、最終的な適用期限を2年間延長した上で、控除割合を段階的に縮減する仕組みとされたことは、事業者への過度な影響を回避しつつ、一定の配慮がなされたものと受け止めているが、引き続き状況に応じて見直しを行っていただきたい。
 私ども商工会としては、引き続き制度の周知や実務面での支援に取り組むとともに、現場の声を丁寧に汲み取りながら、政府・関係機関と連携し、中小企業・小規模事業者が安心して事業活動を継続できる環境整備を求めていきたい。
 政府・与党におかれましては、先を見通すことが困難な経営環境におかれている中小企業・小規模事業者に対する税制面での強力な支援をお願いしたい。

全国商工会連合会
会長 森 義久
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