政労使の意見交換に全国連森会長が出席
2024年11月26日
本日、首相官邸で「政労使の意見交換」が開催され、全国連森会長が出席しました。
森会長は意見交換において、次のとおり意見を述べました。
・賃金と物価の好循環を実現してデフレからの完全脱却を実現するために、最低賃金を含めて継続的に賃上げを図っていくことが重要。
・一方で、中小企業・小規模事業者において価格転嫁が十分に進んでいない現状や、社会保障負担の増加、消費控えによる売上・利益の停滞を背景に、「経営者の身を削った賃上げ」が多い実情にも理解を頂きたい。
・そのため政府には、総合経済対策でのきめ細やかな支援、生産性向上に向けた支援施策の充実、価格交渉に対する監督強化などによる価格転嫁対策の推進等、「頑張る事業者が取り残されない支援」をお願いしたい。
石破総理大臣からは、来年の春闘で大幅な賃上げが行われるよう労使への協力の要請と、最低賃金を引き上げる目標の達成に向けて来年の春までに対応策を取りまとめるよう関係閣僚への指示がありました。
※詳しくは首相官邸のホームページをご覧ください。
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