「我が国の「知の総和」向上の未来像~高等教育システムの再構築~(答申)」のご案内(文部科学省) | 全国商工会連合会
「我が国の「知の総和」向上の未来像~高等教育システムの再構築~(答申)」のご案内(文部科学省)

2025年3月5日

「我が国の「知の総和」向上の未来像~高等教育システムの再構築~(答申)」が取りまとめられ、
ホームページに掲載された旨、文部科学省より連絡がありましたので、以下のとおりご案内いたします。

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令和7年2月21日の中央教育審議会総会において、「我が国の「知の総和」向上の未来像~高等教育システムの再構築~(答申)」(中教審第255号)が取りまとめられ、文科省ホームページに掲載されましたのでお知らせいたします。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1420275_00014.htm

また、あわせて、文部科学省Youtubeにおきまして、本答申の取りまとめに御尽力いただきました永田大学分科会長に本答申のコンセプトやポイントについてお聞きした動画を公開しております。
動画URL:https://youtu.be/eKhC4_AQvcM

【答申概要】
本答申では、我が国の「知の総和」の向上を高等教育が目指す姿として掲げ、高等教育政策の目的として「質」の向上、「規模」の適正化、「アクセス」確保の3つを設定しておりますが、3つの目的(価値)はトレードオフの関係になり得るため、急速な少子化等を踏まえた高等教育全体の「規模」の適正化を図りつつ、それによって失われるおそれのある「アクセス」確保策を講じるとともに、「規模」の縮小をカバーし、知の総和を向上するための教育研究の「質」を高めることとして、今後の高等教育政策の方向性と具体的方策を示しております。

特に、高等教育への「アクセス」確保では、地域のアクセス確保・人材育成のための協議体として「地域構想推進プラットフォーム」の構築や大学等連携をより緊密に行うための仕組みとして「地域研究教育連携推進機構」の導入を掲げており、今後、こういった仕組みを通じて、各地域の産業界と高等教育機関の連携に活用いただきたいと考えております。

文部科学省としては、本答申を踏まえ、夏頃をめどに制度改革や財政支援など10年程度の工程を政策パッケージとして示し、関係府省や各地域と連携しつつ、具体的方策の実行に速やかに着手してまいります。
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