森義久全国連会長 年頭挨拶(H31.1.1) | 全国商工会連合会
森義久全国連会長 年頭挨拶(H31.1.1)

2019年1月4日

 新年明けましておめでとうございます。平成三十一年の新春を迎えるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
 
 昨今の我が国経済は、企業収益や雇用情勢の改善などがみられ、緩やかな回復基調にあります。近年では、若年層を中心に地方圏への移住が増加傾向にあることや、外国人観光客の増加によるインバウンド需要の高まりなど、我々商工会地域には新たな可能性も数多く生まれてきております。
 
 昨年十一月に開催した第五十八回商工会全国大会では、大型の経済対策の実施や小規模事業者への支援策の大幅な拡充などに加え、一次産業をはじめとする様々な組織との連携推進についても決議いたしました。商工会が、地域経済の牽引者として、地域一丸となって課題解決にあたることで真の地方創生を実現できるものと確信しております。

 また、今年は、昨年より見直し審議が進められている第二期小規模企業振興基本計画がスタートする年であります。審議を通じて感じるのは商工会が、小規模企業政策の中心的役割を果たし、これからもその役割を発揮することが期待されていることであります。こうした期待に応えるためにも、新たな計画のもと打ち出される支援制度を十分に活用し、組織をあげて小規模事業者の経営支援、地域経済の振興に取り組んでいくことが大変重要であります。
 加えて、少子高齢化や人口減少、働き手の不足などの社会的課題や消費税率の引き上げ、軽減税率制度の導入、働き方改革など、制度面でも新たな対応が求められております。これまで以上にきめ細やかな伴走型支援が重要であるとともに、限られた予算・人員で十分な支援ができるよう、組織体制を改めて見つめ直すことも必要だと考えております。
 
 昨年五月に全国連会長に就任して以降、全国各地に足を運び、国に対する要望をはじめ、地域課題、さらには商工会の今後のあり方など、未来を見据えて様々なことについて意見交換を続けております。全国津々浦々の声をひとつにし、地域に根差した唯一の経済団体として、その責務を果たすべく邁進いたしますので、引き続き皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 
 終わりに、全国の商工会員の皆様並びに関係各位にとりまして、本年が大きく飛躍する年となり、明るい一年となりますよう心よりご祈念申し上げます。

平成三十一年 元旦
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