石澤義文全国連会長 年頭挨拶(H29.1.1) | 全国商工会連合会
石澤義文全国連会長 年頭挨拶(H29.1.1)

2017年1月4日

 新年明けましておめでとうございます。平成29年の新春を迎えるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

 今年は年初にアメリカで新政権が発足し、世界情勢に大きな変化が予想される年であります。TPP協定への対応を含めた今後の政策は、農林水産業が基幹産業である商工会地域の経済にも大きな影響を与えることが想定されますので、これからの動きについて注意して見守ってまいります。

 さて、我が国経済は、このところ弱さもみられるものの、緩やかな回復基調が続いているといわれております。しかしながら、商工会地域においては、個人消費の冷え込みによる売り上げ減少や最低賃金の大幅な引き上げ、労働力不足や原材料費の高騰などの経営課題が山積しており、中小企業・小規模事業者にとっては極めて厳しい経営環境が続いております。
 そのような中、国内においては東京オリンピックまで3年となり、建設投資や訪日観光需要が一層活発になることで、日本全体の経済成長を力強く後押しすることが期待されます。今後こうした成長が地方経済に波及するよう我々も努力してまいります。

 昨年11月に開催した第56回商工会全国大会では、地方経済の真の活力再生を目指し、小規模事業者への支援の大幅な拡充や、中小企業・小規模事業者が主役の地方創生の実現を強く要望する決議を行いました。
 今年はこれまで以上に伴走型支援を徹底いたします。全会員の経営の持続的発展を図るため、商工会とともに会員自らが経営計画を策定し、それを実行・検証することで外部環境の変化に即応し、継続的な経営改善を実践していくことに力点を置いてまいります。そのためにも商工会職員の人材育成は急務であり、「経営支援マネージャー制度」の推進、新人職員集合研修の実施に加え、スーパーバイザー制度の活用により支援能力の底上げに取り組んでまいります。

 さらに、地域振興や有事の際の地域住民への支援においても、商工会が中心的な役割を果たすことができるよう、組織が一丸となってこれまで以上に「信頼され、役立つ商工会」を目指してまいります。
 今年は商工会にとって実り多き年とするため、全国82万会員の皆様とともに一致団結して地域社会経済の発展に貢献してまいりたいと存じますので、引き続き、皆様のご支援をお願い申し上げます。

 終わりに、全国の商工会員の皆様並びに関係各位にとりまして、今年が明るい一年となりますよう心よりご祈念申し上げます。
 
 平成29年 元旦
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