サンフレッチェ広島 ユース 三矢寮ってどんな所? ユース生が3年間過ごす全寮制の生活 寮長ってどんな人?!
(株)サンフレッチェ広島 強化部(ユースチーム三矢寮 寮長)
     稲田 稔(いなだ みのる) 64歳

 安芸高田市高宮町 生まれ
 潟}ツダ に就職(18歳)
  人事部厚生課 
  マツダ独身寮管理運営
1994年 サンフレッチェ広島 ユース寮が完成し寮長として勤務
                                  
 現在も
最強チームとして活躍しているサンフレッチェ広島ユース寮長として住込みで日々生活を共にしている
あなたの好きな○○教えて!
好きな食べ物 鳥のからあげ
好きな食べ物 鳥のからあげ
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稲田寮長の訓えとは・・・
@礼儀作法 A時間を守る Bチームワークを壊さない  C個人の携帯電話は22:30以降は事務所に保管  厳しいようですが、社会に出る前に身に着けたい事。特にユース生は、15歳にして親元を離れます。これを機会に掃除・洗濯すべて自分でしなくてはなりません。自立心との葛藤もあるでしょう。自分の家庭で暮らすのとは何倍も違いますよね。
 でも、ユース生は前に進みます。寮生活を止めるという事は、ユースでは要られなくなるという事を分かっているから。現在は、富山県・長野県の遠方から来るユース生もいます。 
 ユースに入るには、広報で募集・スカウトし、ユースセレクション(選考)で全コーチや監督が動きを見て審査されます。1次〜3次選考があり、選ばれた中でほぼ1チームとして活動が出来る位の人数(10〜13名)が、選ばれます。 これをクリアするのも大変ですよね。サンフレッチェ広島のユースになる事の難しさも体感しています。入団してもまだまだ上を目指さないといけないので、寮長さんは生活面での管理を真剣に取り組んでおられる事を感じました。子供も親も寮長も真剣です。
  現在までに昇格を果たしたユース生は48人!! 
プロになれる確率はユース生(各学年10〜13人中)の約30%です。
ユース生の1日スケジュール
 〜 平 日 〜
 季節的に天候が良い場合は外で
             週1回 朝練    6:00〜7:00

 
 7:00   朝礼・点呼・メンタルチェック
        寮内の掃除 36人を2グループに分け当番制
        朝食 
 8:15までに吉田高等学校 へ
15:40頃  寮に帰る
16:30   サッカー公園にてトレーニング
19:00   寮に帰り 入浴 食事
20:30   自由時間
23:00頃   消灯

〜 休 日 〜
 県内外から練習試合のオファーが続出の為 寮長としては、せめて月に1回位は休ませてあげたいが、なかなか練習試合は断れないのが現状
 でも、練習試合をする事により、ユース達の欠点も出てくるので、次ぎへのステップアップにつながる。 
 練習試合は、吉田サッカー公園だけでなく、県外に遠征に行く事もあります。    寮長も一緒に・・・ 
 
   
  寮長・寮母(稲田 敏子) ご夫婦         ユース監督 森山佳郎 
                              (モリヤマ ヨシロウ) 
寮長さん管理運営のの館内のご紹介       
1994年にJリーグチームとしては始めてのユース寮(全寮制)新設されました。新設するに当たり携わって来た寮長が提案した場所は・・・・
 
お風呂 冬は寒いのでユースが練習した後、すぐお風呂に入れるよに、順番待ちを減らす為にも広い浴槽で身体を温められるようにと。
 浴室の横には、自主トレルームも完備。
 
       
   〜 浴 室 〜                                  〜 屋内トレーニングルーム 〜
  
 
 "歴代 ユース生の写真 勢揃い"                                                                 
   

     
  〜 トロフィー 〜         〜会議室 〜            〜 食 堂 〜   〜ユース部屋〜   〜 休憩室 〜      
    
        
  〜 来客用 寝室 〜  
  ユース寮に来られて17年間 見守り続けてこられた稲田さん。高陽高校など講師として出かけることもあるそうです。 ”稲田さんの訓え”にもある『個人の携帯電話は22:30まで』とありますが、講演に行かれて、講演後の高校生レポートを見ると、必ず5〜6人は『高校生の携帯電話は夜が大事!夜には欠かせない!』などの感想があるそうです。
 今の時代はそうかもしれないけど、
目標を決めて必死に突き進みユースになれた事。何か一つ二つは犠牲にしないと夢にはたどり着かないと思う。 ユース生も規則と割り切っているそうです。3年生が当番制で各自の携帯電話を回収。

   ユース生の目標は
     ”J1”(トップ)チームに入る事
高校選手権大会出場校 4,175校  地域やクラブチーム 1,250チーム
  Jリーガー(プロ)になれる確率は
ナント!! 2万人に1人
 挑戦し続けるユース生は、並大抵の努力では上る事が困難ですが、プロになれなくてもサッカーで活躍できる所はある。
 稲田さんは、目標を持って入寮してくれるユース生を受け入れるので、社会人になってから苦労しないように日頃の習慣づけを身に着けてほしいそうです。
 挨拶は基本ですが、”時間を守る”という事も大事。寮内でも遅刻をするとその回数分
チームでの練習に参加できない!!
 過酷ではありますが、これを乗り越えて結果が出た時に”自己の努力”が分かるのでは・・・と熱心に語られていました。
 ユース生のスケジュール管理も大変ですよ。 
  トップ選手の宮崎キャンプに同行したユース生 3人(2週間)
      〃  トルコキャンプ  〃   ユース生 5人(1/31〜2/13の2週間) など。。。
   ユース生の入学から卒業まで引き受ける稲田さんは、36人の寮長のみならず3年間ではありますが親代わりでもあります。
 これからも、ユース生を見守る父であって欲しいですね。 
★稲田さんがユース第1期生時代から続けている事★
【みつや通信】 毎月保護者の方やユース生の0B(卒業後の1年くらい)などに向けての通信だよりです。毎月の行事予定・前月の試合
          結果やユース生の情報を記載したもの。稲田さんと寮母さんが作成し郵送されます。
【思い出文集】 3年生が卒業するときに、ユース生・保護者の方などが3年間の思いを綴った文集です。
取材後の一言
 稲田さんとユース生は
一心同体というような気がします。。。サッカーを通して ”人間性を向上させる事” ”チームの団結力” をこれからも伝えて行かれるでしょう。寮長とユース生のコミュニケーションもとれているから、寮長として続けてこられたのだと思います。 平成22年3月1日にはユース第15期生が卒業されます。 何より嬉しく最後は寂しくではありますが、稲田さんが3年間伝えた事は必ずユース生の心に響いているはず!! 
                                                         ・・・